■開幕戦Kyalami

予選はCrying Freemanが僅差でtaichunn No.Qを押さえポールを奪う。これに続いて前回・前々回のチャンプJill、最近躍進著しいDelico、イーグルのNyaho Tamakloeが追う形となった。

レースはスタートからポールのCrying FreemanをJill、taichunn No.Qが追う展開となったが、結局2人の猛追を振り切りCrying Freemanが見事ポールトゥフィニッシュによるGP初優勝を飾った。

スタート直後から4位以降はやや混戦模様となるも実力者Sabo ZZZ、Moyasiがこの中から抜け出し見事上位に食い込む結果となった。

これに終始安定した走りを見せたNyaho Tamakloeが6位で続き、上位入賞が期待されたDelicoは結局マシン・トラブルによりリタイアとなった。

■第2戦Milano

GPシリーズ最速を誇るサーキットであるため、予選前からイーグル有利が囁かれていたが、フロント・ローはロータスのAnti Arashi 、Delicoの二人が奪う。3位は開幕戦優勝のフェラーリのCrying Freeman、4位にはブラバムを駆る888. Capeta、これにイーグルのNullpo、Hirameが続いた。

レースはポールから好スタートを切ったAnti ArashiをDelico、同じく好スタートを切ったHirameが追う形となった。4位以降もタイム差は少なく終始バトルが続き今回も乱戦模様となる。

その中で上位に来たのはやはり実力者Crying Freeman、888. Capetaとここを得意とするR28であった。

首位争いはAnti ArashiをDelico、Hirameが追うものの結局届かず、Anti ArashiがPPからFLまで奪う完全優勝となった。

なお、チームの資金難から今回出場できなかったJillは次戦も出場が危ぶまれているが、第3戦以降は大物ドライバー達の参戦も噂されており、今シーズンの行方は混沌としてきた。