2chGP 5th Rd10 -Watkin's Glen- その2(レース編)
・スタート~Lap1
スタート自体は、全車綺麗に。
オープニングLap毎度の事ながら、2コーナーでDr.FeelGoodがコースアウト。
その後、The LOOPで吹っ飛び、最終コーナー手前でミスりPit Roadを駆け抜ける始末。
レース終了後、neGco氏に「予選番長病 悪化してない?w」と評される、トホホ。
同じく2コーナー付近ではtamu氏とTREAD氏が接触。
Dr.FeelGoodを含め、Lotus三台が最後方集団へ。
The LOOPではDelico氏がコースアウト。
大きなクラッシュはこの4台。
各所で順位は入れ替わっているのだが、注目すべきはROT氏。
スタートから、いつもの若さ溢れる「周りに合わす気なんかさらさらありませんよ」ダッシュ。
普段なら、誰かの片方のタイヤ目がけて突っ込んで終了、なのであるが今回は誰にも当たらない!
Lap1終了時には、予選15位からなんと7位までジャンプアップ。
これに味を占めて、空いてそうな所をとにかく目指すスタート、を繰り返す事でしょうw
とはいえ、Watkin's GlenのROT氏は速い。
6秒ジャスト前後で周回する力を持ってしての、オープニングLapのジャンプアップ、という事を忘れてはいけない。
PPスタートのGeishaboy氏が速くも一歩抜け出す形。
後ろからMotor Runner氏が追う。
後方は混戦模様のGlen、Lap1終了時の順位は、
1~5位 Geishaboy、Motor Runner、tibibobo、TOMS、Barchetta、
6~10位 neGco、ROT、m2、RecoBre、Hirame、
11~15位 Yuni、ZZZ、issy、mujina2031、Goudai、
16~20位 thi、Delico、tamu、TREAD、Dr.FeelGood
と、なっている。
・Lap2~3
TopのGeishaboy氏がFLを叩き出しつつ、後方との差を広げる。
後方5位までは、それに呼応するかのようにそれぞれの車間が徐々に開く。
反して、バトルモードのHonda3台を狙い、後ろからRecoBre氏・Hirame氏が詰める状況の6~10位集団は、一触即発の展開。
Lap3の最終コーナー、neGco氏がアウトへ膨らむ、ROT氏がパス。
短いストレートでは、neGco氏・m2氏・RecoBre氏が横に3台並ぶ形、
が、m2氏とRecoBre氏が微妙に接触、RecoBre氏スピンで15位まで順位を落とす。
・Lap4
3位を走るtibibobo氏がThe LOOPでミス。
幸運にもダメージ無しで綺麗に着地、スピードダウンも最小限で免れ、TOMS氏・Barchetta氏に先行されるものの、その後ろ5位で復帰。
6位以下集団では、息を抜けない展開が続く。neGco VS m2が熱め。
10位に上がって来ていたYuni氏、前方がバトルモードでペースが落ちているのを詰め、上位争いに加わるか、と思われた矢先、Big Bendでスピンモードへ。
後続11位のZZZ氏が避けきれず、接触。
コース上に止まるYuni氏。
下手な動きを見せず、セオリー通りじっとしていたのは、流石F1・レースマニア。
多分「避けて、避けてぇぇええー」と叫んでいたに違いない。
mujina2031氏など数台が回避。
しかしさすがにコースど真ん中、願い空しくDelico氏が接触。
ZZZ氏は復帰後15位、Yuni氏は18位へと順位を落とす。
上記二つのコースオフ・クラッシュ絡み以外での順位変動は、goudai氏がFront Straightでmujina2031氏をかわし、Lap4終了時にはポイント圏内の11位へ。
・Lap5
7位走行中のneGco氏がFront Straightでブロー、復帰時には15位。
RecoBre氏がLOOP入り口でmujina2031氏を差し、11位。
最終コーナーでthi氏がミス、スピン。そこをZZZ氏がパスして13位へ。
・Lap6
1周1分強、という短いWatkin's Glen。
早くも周回遅れが出始める事に。
Front StraightでGeishaboy氏が、TREAD氏をパスしてゆくのだが、リプを見る限りTREAD氏がラグっていたのでしょうか、Geishaboy氏へ不自然な感じで幅寄せ気味に。
筆者のインチキ「Stop 芸者!」魂が乗り移ったのかと、ドキドキしちゃいました♪
最終コーナー入り口、4位Barchetta氏に5位tibibobo氏が追突。
リプレイを見た時点で違和感のある追突(減速のタイミングとか)だったのですが、tibibobo氏Blogによりますと、PCのFPS落ちが原因、らしいですね。
これはアレですよ、オンボードビデオでプレイしているtibibobo氏が、B League 2アドオンコースでのプレイがかなり辛いことをですね「ほらっ! デフォコースでもFPS落ちたりラグったりしちゃうんですよ!」と、B League主催のBarchetta氏に無言&捨て身のアピールですね!(違
その後tibibobo氏はちゃっかり7位で復帰、Barchetta氏はなんと13位まで順位を落とす事に。
B League 2へ向けてのアピールが逆効果! これではもっと重いコースに変更されちゃうかも!
とりあえず第6戦Monacoは、Monaco Rocks!インスコ必須、だそうです(嘘
・Lap7
ROT・m2・Hirameの3台バトルが激化していた所に、先ほどのtibibobo氏復帰のタイミングが重なり、4~7位まで、4台交えての闘いに。
ROT氏を先頭としているものの、いつもお馴染みの「危なくて抜けん」「なんだあのブロック」という感じではなく、先頭ではきっちり走って、後方を抑えている感じが。
しかし、m2氏が前に行ったとたん、後方は確認してないだろうな、という走りにw
とにかく、m2氏とナイスバトルを繰り広げつつ、走行。
Big Bend入り口で、ROT氏が少し挙動を乱しガードレールにHit。
後方Hirame氏がハードブレーキング、それを見つつ予測回避に入ったtibibobo氏が少し慌て気味にハーフスピン。
コーナー出口でアウト側に膨らみ、Hirame氏と接触。2台とも深刻なダメージはなく、あっさり復帰。
が、当然前方2台とは離れ、代わりに後方からのissy氏との差が詰まる。
予選編で書き忘れましたが、今回はBRM乗りのC.Freeman氏がお休み。
アホほど速いBRM(Glen世界6位のTime持ち)を見たかった人は多かったのですが、代わりにこれまた速いissy氏がSilver戦以来、4戦ぶりにBRMで参戦。
5th SeasonでのBRMの血は、絶えることなく流れているのでした(なんだそれ)。
このLapでは、その後方9・10位争いで、チーム・ほろりバイ^^のお二人、goudai氏 VS RecoBre氏が楽しげ。
一周に渡りバトルを繰り広げ、最終コーナー立ち上がりをRecoBre氏が差して決着。
・Lap8
ROT VS m2バトルが白熱。
が、Big Bend進入でIN側m2氏が、少しミドルに膨らむ感じで2台接触、コースオフ。
ナイスバトルだっただけに、残念ではある。
が、もっと残念なのはその後のROT氏の復帰。
コースオフ→ 一瞬でも止まってコース内確認する様子など無し→ ためらいなくコースへ直角に突っ込んでゆく→ ライン上で向き変える→ 当然、後方の車が対処出来るはずなど無し
というワガママ復帰を見せる。
筆者はNewbie2006 Kyalami戦から、もう何度もこういう風景を見ているので、自分だけ気分良く走って周りを見ていない傾向は、もう直らないのかもしれませんが。
覚えたのは、うわべだけ丁寧な言葉の謝罪だけ、で走りの内容は全く変わらない、ってのだと未来は無いと思います。
このクラッシュで、m2氏、ROT氏、そしてかわしきれなかったmujina2031氏が大きく順位を落とす。
Top・Geishaboy氏は快調に飛ばす、Motor Runner氏が追うものの、詰まる気配は無し。
3位TOMS氏は単独走行気味。
4位Hirame氏・5位tibibobo氏・6位issy氏・7位RecoBre氏・8位goudai氏・9位ZZZ氏・10位neGco氏・11位Barchetta氏・12位ROT氏がポイント圏内。
・Lap9
各車の車間は少し開き気味、Hirame氏とtibibobo氏がバトルの気配、ぐらいの雰囲気か。
そんななかDr.FeelGoodがLOOP出口でやらかし、tamu氏が13位へ。
・Lap10
4位Hirame氏が、The LOOPにて痛恨のコースアウト。
藁束にバウンドしてコース上に戻った所へ、6位issy氏が。
2台がアウト側・イン側にはじけ、後続が次々とやって来るタイミング。
復帰時にはissy氏12位、Hirame氏14位。
これは痛い。
・Lap11~12
順位的には落ち着いたこの2Lap。
確認がてら、列記。
1位Geishaboy氏、2位Motor Runner氏、3位TOMS氏、4位tibibobo氏
5位RecoBre氏、6位goudai氏、7位ZZZ氏、8位neGco氏
9位Barchetta氏、10位ROT氏、11位tamu氏、12位issy氏
13位mujina2031氏、14位Hirame氏、15位m2氏、16位Dr.FeelGood
17位thi氏、18位Yuni氏、19位TREAD氏、20位Delico氏(リタイア)
・Lap13
3位走行中のTOMS氏がBack Straightでブロー。
しかしここまで後方4位と十分なマージン。順位を落とす事なく復帰。
6~8位のgoudai氏・ZZZ氏・neGco氏が一気に白熱。
The LOOP立ち上がりで、ZZZ氏とneGco氏がgoudai氏をパス、その勢いでBig Bend前にneGco氏はZZZを抜き去る。
それにしても、予選18位から6位まで順位を上げていたgoudai氏、今日は何かが違うw
大きな自爆無しでここまで順位を上げている、しかも後方からのプレッシャーを受けつつ。
この後も、休むことなくBarchetta氏からのプレッシャーを受ける事に。
ZZZ氏はクラッシュで、neGco氏も一度ブローした後、それぞれ15位まで順位を落としてからのこの追い上げ。
Glenを聖地として来たメンバーの面目躍如か。
この2台はFinal Lapまでバトルを繰り広げる。
最終コーナーでは、11位とポイント圏内を走行していたtamu氏がコースオフ。
14位まで順位を落とす、惜しい。
ポイントを獲得していれば、気分よく「ハッピー☆GPL - 歌・作詞タミー」を全員に公開してくれていただろうに、ネタに出来ないのが残念である。
ってタイトルを書いてしまった、良いのだろうか。
・Lap14~Final Lap
全車ラストスパート。
Top・Geishaboy氏は快調に飛ばす。
が、レース後心境を聞いてみると
「各所のイエローフラッグ(特にLoop)を見るたびにドキドキした」
との事。
確かに後方はMotor Runner氏、イエローを見てアクセルを緩める度に、差が少し詰まる状況は気を抜くことが出来なかったであろう。
なんて書いても面白くないので、「一々ビビっとるなんてキンタマの小さい男である」ぐらいにしておく。
3位はTOMS氏、単独走行。
Blogに「特筆することはありません」とか書いてるので、心境とかパクれませんw
4位はtibibobo氏。
クラッシュ3回してこの位置。やはり運と実力と他何か持ってますね、この人。
んでもビデオカードは持ってないんですよ♪
5位はRecoBre氏。
い、いつのまに5位に。
バトルモードに入っているのは、neGco VS ZZZの6・7位対決、goudai VS Barchettaの8・9位対決のみ。
goudai氏 VS Barchetta氏の対決は、Front Straight入り口でgoudai氏がアウト側へ少しコースオフして決着。
ここまで大きなミスを見せてなかっただけに惜しいー。
neGcoおやびんは、流石に強さを見せ、ZZZ氏を最後まで抑える。
2台からは走り慣れてる感をひしひしと感じる。
ZZZ氏は年齢としては若いものの、2ch GPLスレでは古参、支えて来たメンバーの一人。
筆者などGPL歴1年に満たないので当時の詳しい状況は分かりませんが、VROCチャットにNullpo氏とZZZ氏二人だけだったり、そこにプラスKamo氏だけだったり、な時代がありつつも歴史を司ってきた、と聞き及んでおります。
まさにWatkin's Glenを聖地として成長させた・してきた一人。
今でも「一人でも走る人が居たら、鯖立てちゃうわよ」と気安く請け負ってくれるナイスガイ。
日本のGPL界の歴史に比べれば、2ch GPLスレの歴史は浅いのかもしれませんが、功労者の一人、と間違いなく言えましょう。
と、これだけ誉めておけば、きっとリア・ディゾン画像が手に入(ry
・最終結果
まずは4位から。
4位 U Tibibobo(Brabham)
5位 reco bre(Cooper)
6位 neGco(Honda)
7位 Sabo ZZZ(Brabham)
8位 Barchetta(Cooper)
9位 goudai(Eagle)
10位 R ROT(Honda)
11位 issy(BRM)
12位 m mujina2031(Brabham)
13位 Dr FeelGood(Lotus)
14位 tamu tamu(Lotus)
15位 m2(Honda)
16位 Hirame(Lotus)
17位 thi(Brabham)
18位 Yuni(Ferrari)
19位 TREAD(Lotus)
20位 Delico(Eagle)
では3位より、
3位 TOMS(Ferrari)
開幕Kyalami以来の表彰台、終始安定、アクシデントはブローのみ。
本文中にも引用しましたが、特筆すべきことがありませんw
本人が書いてるんだから間違いない!
えーと、最終戦Mexicoのサーバー担当予定がTOMS氏です、これが特筆事項。
2位 Motor Runner(Eagle)
Silver、Nur、Mosとマッタリ?、な感じであったが、Monza、Glenとやはり続けて表彰台へ。
とにかく安定しているが、5th Season、そして過去の2chGP戦での勝利はまだ無し。
最終戦Mexicoあたり、ちょっくら本気でどうですか!
優勝 I.Geishaboy氏(Brabham)
ドライバーズチャンピオン決定を、ポールトゥウィンできっちり飾った憎いヤツ、その名もInsanity Geishaboy氏、おめでとうございますー!
レースは完勝、Mixi日記も余裕のコメント、まるで勝って当たり前かのよう。バカにしやがって!
開幕Kyalami・第2戦Monacoで見せた少しの脆さを第3戦から全く見せず、速さ・安定度ともに一段上に持って行った感が。
5th Seasonは、Geishaboy氏の力を見せつけたSeason、と言えるのではないでしょうか、改めておめでとうございます。
さて「趣味の時間・美しい手上げ講座(再)」なのですが(そんなのないです)、シリーズチャンピオン決定ですし、本来でしたらこの辺りにですね、祝福の言葉と共にトロフィー画像か何かを作成して掲載して、チャンピオンを讃えるのがシリーズ戦のレースレポとして当然なのでありますが、全くそういう事に頭が回らず、考えもしてませんでした!
画像加工は主催者Nullpo氏が得意なので、当然主催者が用意すべきですよね、レースレポ担当者とかに責任は全くないですよね、どうですかお客さん!
次戦は、遂に最終戦・3月31日(土)Round11 Mexico City。
ひとつの物語が終わる。